<公開質問状の内容>

2012年1月11日に、公開質問状を両選挙事務所に届けました。

10時30分 中村和雄候補の事務所(市政刷新の会) ミヤモリ様

10時50分 門川大作候補の事務所(未来の京都をつくる会) ヤマダタカツグ様

に手渡ししました。

質問状の全文は以下の通りです。


2011年1月11日
京都市長選挙立候補予定者様へのお願い
京都・ママ・パパの会
突然のお願い失礼いたします。

私たちは、放射能から子どもを守ることを目指し、学習会と交流会を行っている自主サークルです。現在、保護者を中心に約350名が参加しています。

今回の京都市長選に向けて、私たちは、出馬表明されている方々の放射能対策・エネルギー政策に関するご意見をお伺いし、市民として投票行動の参考にさせていただきたいと思います。

ご多忙のところ大変恐縮ですが、下記の質問内容に、2012年1月18日(水)までにご回答いただければありがたく存じます。ご回答いただいた内容は、当団体のホームページで公表させていただきたいと考えております。ご回答内容はそのまま掲載させていただき、当団体がコメントや評価を掲載することはございません(一部、趣旨を損なわない範囲で要約させていただく可能性はあります)。また、この回答の結果によって、当団体として特定の候補を推薦することはございません。

<回答方法>ご回答内容を、2012年1月18日(水)までに、Eメール・FAX・郵送のいずれかにより、京都・ママ・パパの会へお送りください(FAX・郵送用の回答票と返信用封筒を同封しております)。

<連絡先>〒600-8127
京都市下京区梅湊町83-1
京都市市民活動総合センター メールボックスNo 87
京都 ママ・パパの会

何卒ご協力をよろしくお願い申し上げます。



1 学校給食・保育園給食について

市立学校の給食食材について、市ホームページで放射能測定値が公開されていますが、国の暫定基準値以下の食材は使用されているので、国より厳しい京都市の独自基準値を設定していただきたいと願っています。

また、保育園給食については、市立保育所で食材の産地公開がされていますが、多数を占める京都市認可の私立保育園では、あまり対策がとられていない状況です。

京都市の子どもたちの健康を守るために、給食の放射能対策について、どのような施策をお考えですか?

2 震災がれき広域処理の受入について

市は現在「安全性が確認されない限り、受入処理を行わない」と言っていますが、大阪府等にならって安全基準を設定し、受入を決定してしまうのではないかと不安です。

放射性物質は拡散させないことが大原則です。安全な食材等を供給するのがこれからの西日本の役割であり、震災がれきはいかなる基準値であっても広域拡散するべきでないと考えます。現地で二次被害を起こさずに、現地の雇用を生み出す形での処理案を考えている有識者もいます。

京都市では震災がれき処理を行わないと明言し、国に「現地で安全に処理する方法を国民とともに考案し、現地の経済・雇用活性化につながるかたちで処理してほしい」と要望していただけませんか?

3 原発に依存しない社会づくりについて

脱原発に向けて、再生可能エネルギー普及策・省エネルギー策が必要だと思います。

エネルギー政策についてビジョンと具体策をお聞かせください。